「踊るで、しかし」は、毎月第3木曜日にニューヨークで発行される読者参加型のフリーペーパーです
2001年9月の創刊から10〜40代に絶大な人気を誇るお笑い系フリーペーパーとしてNY在住日本人に認知されています。
ライター陣は政治家、お笑い芸人から構成作家までと幅広く、イラスト入り「NY人間図鑑」はNY日本人社会を反映させていると大人気。
毎月開催するクラブイベント情報も掲載中です。

テーマは特に絞らず、日常の中で遭遇する様々なボケに対して、出所のハッキリしない情報や個人的な価値観を拠り所に、熱いツッコミを展開し、刺して刺して刺しまくります。

文:ミスターM
笑いの観点から社会を正す謎の男

俺の嫁を紹介します

 海の向こうのアメリカに住んでいる皆さんに毎度日本のホットな話題を提供しているこのコーナーですけど、やはりね、時代のキーワードは「初音ミク」ですよ。
 この「初音ミク」ってのはボーカロイドと称しましてパソコンで音楽を作成するソフトなんですが、一体何がアツいかと言いますとその名の通りインストではなくボーカルのソフトだという点ですよ。つまりパソコン上で演奏させる従来のソフトに対してこれは歌わせるソフトなんですね。さらに歌ってくれるのが萌えアニメ風の美少女という付加価値が付いてくることでキモヲタどもも狂喜乱舞。パソコンで音楽を作るなんて一部の人にしか関心のないことですし、二次元萌えの嗜好を持つ人だって限られています。しかしこの二種類のマイノリティを融合させることで世間に旋風を巻き起こすマジョリティを獲得したわけです。
 歌ってくれる二次元美少女の初音ミクですがツインテールにニーハイとキモヲタどものツボを突いたビジュアルで、なおかつ譜面をなぞって歌うことは出来ても会話のような自然な喋りができないというソフトの特性を「シャイでお喋りは苦手だけど歌うことが大好きな不思議少女」というキモヲタに無理矢理なほど好意的な解釈をされることにより萌え市場も大賑わいのお祭り騒ぎです。
 ただここで一つ違和感を感じるんですが、ネット上でもメディア上でも初音ミクの萌え要素のみを強調しすぎて、音楽作成ツールという側面を見落としているように私には思えてなりません。 
このブームのおかげでパソコンで純粋に音楽を作っている人の全てが「二次元萌えのキモヲタ」というレッテルを貼られはしまいかという危惧があるのです。初音ミクを用いてネット上にアップされるレベルの高い作品も散見されますが、そこへ寄せられるコメントも作者への賞賛や労いより「ミクたん萌え」とか「ミクは俺の嫁」など初音ミクというキャラクターへ向けてのものが圧倒的です。
 私はこうした偏った見方がかえって初音ミクの持つ魅力と可能性を限定しているように思います。機械が歌う技術の面よりもキャラクターのみが独り歩きしている現状ではそれまでの萌えアニメやゲームと同じ価値しか生まれません。キモヲタたちの激しい情熱がその想いとは裏腹に初音ミクを死に追いやっているのです。
「ミクは俺の嫁」などと宣うキモヲタどもの目を醒まさせるべく私は徹底的に糾弾します。馬鹿なことを考えるな! キモいことを言うな! ってゆ~かミクたんは私の嫁だ!


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2009

  • 「ご愁傷 Summer Death」
  • 「二次の金貨」
  • 「残酷な便意のテーゼ」
  • 「カクテルをカクシテル」
  • 「キリンさんが好きです。でも、おっぱいの方がもっと好きです。」
  • 「あいらぶベースボーズ」
  • 「邪魔~する奴は♪ 指先ひとぉつで~♪ 花粉症ぉ~♪」
  • 「私を酔わせてどうするつもり?」
  • 「唐揚げ低所得」
  • 2008

  • 「おもいでがおっぱい」
  • 「恋は流れ星」
  • 「キミのハートにホームラン」
  • 「大人は見えないしゃかりきコロンブス」
  • 「ヲタクのヲタノシミ」
  • 「同棲対童貞」
  • 「いけないいけない、ばぁ」
  • 「エレベーターアクション」
  • 「"桜"の字には女が隠れている」
  • 「ヤツはとんでもないモノを盗んでいきました」
  • 「私のサラダ記念日」
  • 「元旦に落胆」


  • 2007

  • ~NY生活向上委員会~
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  • 【J-plaza ブログ
    始まりました!】
    ニューヨーク・東京の生情報満載!J-Plazaブログ

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