
主な登場人物
矢間下 珍司…大阪府出身。大学生。サッカーと料理無しの人生なんて有り得ないと豪語
獅子戸 貝子…東京都出身。ダンサー。珍司の彼女。大のチーズとマヨネーズ好きで、得意料理は中華丼。
末岡 衆図…東京都出身。ミュージシャン。貝子の幼馴染みでもあり珍司の親友でもある。
達味 琢子…福岡県出身。ダンサー。アネゴ肌で貝子の良き相談相手料理は苦手だが、結構グルメ通
ドッディ…珍司の遊び友達でイタリア・ローマ出身のオットコトコ前君。
![]() 大きな「水」の字が目印 ![]() |
|
その日、貝子はノリータにある『 Sui』に向かっていた。琢子が、貝子の誕生日を祝ってくれると言うのだ。『水』と大きく書かれた摺りガラスの店内は程よく薄暗く、ライトアップされた大きな水槽がいくつも壁に嵌め込まれていて、幻想的な雰囲気が漂う。混み合っているバーを抜け、正面で水が流れ落ちる寿司カウンターまで進むと琢子の姿が見えた。
|
||||
|
「おまかせ?高いんじゃない?」 「大丈夫よ。おまかせは60?からで、予約の時に予算を言っておけば中山さんがそれに合わせてお料理を考えてくれるの。それに、今日は私のお・ご・り!」 「ほんと?やった!じゃ、気兼ねなく楽しんじゃおう。」 |
||||
|
||||
| 「これ、すごいね。いろいろ入っているのに味が上品にまとまってる。味がきちんと完成していて、美味しい。えっと・・・、穴子でしょ、きゅうり、トマト・・・。」
貝子にわかったのはそこまでだったが、他に、土佐酢のゼリーや、焼いたモツァレラチーズも入っている。アペタイザーですでに夢見心地になってしまった二人は、次に出てきた刺身を見て更に女心をくすぐられてしまった。 |
||||
|
||||
|
白い正方形のお皿に盛られた一口サイズの刺身を暫く目で楽しむ二人。 「おまかせのお刺身とお寿司は、基本的にお醤油はいりませんよ。」 と中山さんに言われ、貝子は醤油差しに伸ばした手を引っ込める。 白身の魚で巻いたウニ、焙ったはまちにはリンゴ、焙ったトロにはなんとトリュフが乗っている。これらは素材に合わせて味がつけてあって(すだち塩や煮切じょうゆなど)なるほど醤油の出番はない。 「菜の花が季節感を出してますね。」 赤系の色が多いお刺身と、その鮮やかな緑のコントラストが美しい。 「旬のものをお料理の中に取り入れる工夫を常にしているんですよ。」 と言いながら中山さんは次のメニュー、寿司を握り始めた。目の前で次々と握られる、一風変わったお寿司。次にどんな味を楽しめるのか、わくわくする。まるでビックリ箱のようである。しかも、二人が食べるペースに合わせてくれるので、テンポがいい。ひとしきり二人が満腹になると、コースの締めくくりはデザートだ。 |
||||
| 次のページへ>> |

~NY生活向上委員会~
在米歴5年以上のスタッフがあなたのニューヨーク生活をサポートします。
【J-plaza ブログ
始まりました!】
ニューヨーク・東京の生情報満載!J-Plazaブログ
アメリカ発日本行き格安航空券!24時間オンラインで
予約可能。
| odoru-nyc Friends Join Us! FREE | |
